皆さん、こんチベ。
長めの休暇になるたびに、何かやりたくなりますが、
何をやろうか考えるだけで終わってしますこともあり、
それではいけない行動を起こそうと休暇前に決意しがちな
チベスナです。
コメディ映画
シルバーウイーク後半、いかがお過ごしですか
例年であれば旅行や友達との集まりなど、外出、外泊が多くなりますが
ここ数年は新型コロナの影響で外出自粛になり、外出することがめっきり減って、
完全巣ごもり生活が普通になっています。
そんな巣ごもり生活の中で、楽しめるものの一つといえば、映画ではないでしょうか
今日はそんな数ある映画作品の中から少しマイナーだけれども面白いコメディ映画
「神様メール」をご紹介したいと思います。
神様メール違い
この小噺を書くにあたって、「神様メール」でGoogle検索をしようとしたら
予測変換に「神様メール 怖い」が出てきて、
「あの映画って、コメディ映画で怖い要素あったかな?」と一人首をかしげましたが
同じ名前で「恋のおまじない」があるらしく、正しい手順だと神様が
「好きな人と会話できる」ようにしてくれたり、「両想いにしてくれる」そうなんですが、
手順を間違えると「悪霊に憑りつかれる」とか「悪霊に魂を食べられて廃人になる」とか
記載されていました。
確かに学生時代、手順間違えるとやばいけど正しくやると絶対に成功するおまじないとか、
「不幸の手紙」、「幸福メール」みたいなチェーンメールあったなっと思い出しました。
ちなみに完全に余談ですが、チェーンメールは総務省から「転送しないでください」
というお達しが出ています。
この記事をみて、安易に懐かしさから友人に送ったりはしないでくださいね
監督・制作
さて、寄り道はこのあたりまでにして、話を映画「神様メール」に戻しましょう。
「神様メール」の原題は「Le tout nouveau testament」
直訳すると「まったく新しい聖書、新・新約聖書」となります。
監督は、ベルギーの異才といわれている、ジャコ・バン・ドルマル監督で2015年に
制作されています。
上映時間は「115分」、映倫(映画倫理委員会)の区分は「PG12」です。
※映倫の区分については別にまとめてますので、そちらを参照してください。
ベルギー・フランス・ルクセンブルグの合作で、2016年の
「第73回 ゴールデングローブ賞の最優秀外国語映画賞」にノミネートされた作品
でもあります。
神様メール
あらすじ
神様はブリュッセルのアパートに家族と一緒に住んでいて、慈悲深いという人々が
抱いているイメージとは真逆の嫌な人物
自分の部屋のパソコンで世界を管理しているのだが、面白半分に事故や災害を起こしたり
普遍的な不快の法則を作っている。
そんな父親に憤慨した神の娘で10歳のエアは家出を計画する。
家出を実行する前に、立ち入り禁止となっている父親の部屋に忍び込んだ彼女は、
それぞれの死期を知らせるメールを全人類に送信してしまう。
自分の余命を知らされて、大パニックな世界を救う旅にでるエア、
彼女の小さくてヘンテコな奇跡が思いがけず人々のお悩みを解決していく。
余命を送信された神様もエアを追って旅に出るのだが………
というあらすじで、この後、エアに待ち受ける様々な展開、
人々が自分に残された時間を知ったことで、自分が本当に何をしたいのかを見つめ直す。
余命数十年の安心から無謀な行動を繰り返す男や、
自分が亡きあとの子供の身を案じる母親など、人々のリアルな風景が描写されています。
この作品を見ると、「自分ならどうするだろう」と考えさせられます。
また、神様の作る「普遍的な不快の法則」が、日常の中のあるあるが詰め込まれており、
笑いを誘います。
※例えば、「法則 第2129号 電話が鳴る」や
「法則 第2125号 ジャム付きのパンはジャム付きの側から落ちる」など
まだ、視聴したことのない方は、U-NEXTで視聴できますので、
ぜひ一度見ていただきたい作品です。
今回の小噺はこのあたりで
お後がよろしいようで
余談:映倫の区分(マーク)について
映倫(映画倫理委員会)の区分(マーク)は大きく分けて、4つに分けられます。
「【G】マーク:年齢にかかわらず誰でも観覧できる
G:General Audience(すべての観客)の略号」
「【PG12】マーク:12歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要
PG:Parental Guidance(親の指導・助言)の略号」
「【R15+】マーク:15歳以上(15歳未満は観覧禁止)
R:Restricted(観覧制限)の略号」
「【R18+】マーク:18歳以上(18歳未満は観覧禁止)
R:Restricted(観覧制限)の略号」